平成２５年７月２０日に、旧戸山中学校の跡地が中央図書館として生まれ変わりました。

当初、中央図書館は 戸山中の校舎を解体して、新しい図書館を作る計画だったのですが、
3.11の震災により予算が大幅に変更になり、しばし足踏み状態でした。

区としては、戸山中の跡地に中央図書館を移転するという話は決まったことであり、変更することはなかったのですが、
なんせ、予算が無い。

そこで、戸山中の校舎をそのまま利用して、改装することにより予算を抑えたうえで計画を進めることになりました。

そんな中、同窓会役員から推薦され「中央図書館に旧戸山中学校のメモリアルを創る会」を発足させ、
統廃合による戸山中閉校後 長い期間をかけて 同地に戸山中学校のメモリアルコーナーを設置してもらうべく活動をしておりました。

そしてその夢かない、中央図書館のエントランスホール及び４階の談話室に、
戸山中のメモリアルコーナーを設置する事が出来ました。

開校から閉校までの４１年の歴史を 狭い空間ではありますが 表現していますので、
是非母校跡地にお立ち寄りください。
４階の談話室については、教室をそのまま利用していますので、
とても懐かしい気持ちになる事と思います。

夢叶い、コーナーは出来上がりましたが、
今後は、保存に向けて 若い後輩たちの力も必要となってくる事と思います。

「新たに歴史をつくる我らぞ」

この土地に、名門戸山中学校が存在していたということを、
そして、私たちはその卒業生であることを誇りに思い、
これからの 歴史を刻んでいければと思っています。